観測記録番号 AN-003
巡回業務と通常業務に追われながら黙々と削り出した32の歯車。
Arkadia Nerveの存在証明ともいえる32の歯車。
32の歯車は今、セットされた。
高くそびえる赤錆びた鐘楼に組み込まれたのである。
音が聞こえるか?声が聞こえるか?遠くから旧人類がこちらに向かってくる。
そうだ、この鐘楼を目標に来たのだ。
さて、歯車を動かそう。何年もかけて削り出したこの32の歯車を。
この歯車によって、規則的に鐘がなる。もうすぐだ。
何年も鳴ることが無かった鐘が、その荘厳な音を響かせる。
